水族館ではない!?アクアパーク品川は音・光・映像、生き物たちが融合する最先端エンタメ施設だったのか

初夏の日曜日。長女まーが久しぶりに水族館にいきたいと言い出した。どうせなら行ったことがないとこ行ってみようか、と。ほら、あのエプソン水族館だっけか、しながわ水族館じゃないほう。品川から駅に近いほう。あれ、エプソンじゃない。名前かわったの?アクアパーク品川っていうのか。パークってなんじゃらほい?それじゃ向かうはレッツゴー、アクアパーク品川。

入館まもなくここは水族館じゃなくてアクアパークと思い知る

さぁ、魚みるぞー!と意気込んで館内に入ってまず目に入ってきた「アトラクション」の文字。なんだこの既視感。そうだ、レゴランドだ。レゴじゃなくてディズニーランドのレゴランド。いやレゴランドよりたちが悪い。なぜならこのアトラクションは別料金!ドルフィンパーティ(メリーゴーランド)が500円ってどういうことだよ。次々吸い込まれていくこどもたちが500円玉にみえてくる。わが娘も500円玉になりたいと。

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(海の生物メリーゴーランド。なんとなく動物のお医者さんの海産物クリスマスツリーを思い出した。)

ポート・オブ・パイレーツ(海賊船)も同じく500円だけど、こちらは人気いまいち。まぁ密室内で乗ってもあまり楽しくないよね。

エプソンの置き土産?謎空間インタライブエリアとアトリウムエリア「カラーズ」

かつて、エプソンアクアパーク品川という名称だったのは、エプソンがネーミング・ライツ契約をしていたからなのですね。運営はプリンスホテルのグループ会社である株式会社横浜・八景島。この横浜・八景島シーパラダイスを運営している会社が運営していると思えないのが、この両エリア。どちらもなんて説明してよいかわからないので公式HPから引用しちゃいます。

インタライブエリア 

常設展では世界初、透過型液晶パネル(タッチパネル)を搭載した水槽にタッチしたり、スライドさせると、展示されている生きものとリンクしたさまざまな演出がお楽しみいただけます

企業系の展示館にありそうなシロモノ。とりあえず触らせて説明しとけ、みたいな。水槽を泳いでいる生物とは別の生物の説明がされて謎すぎる。

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アトリウムエリア「カラーズ」

水槽と花をスタイリッシュに配置したアトリウムのようなエリア。魚たちとアートフラワーが織りなす、色鮮やかな空間がひろがります。

完全に意味不明。なぜアクアリウムではなくアトリウムなの?

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 (まったく開放感のないアトリウムエリア)

魅惑の? コーラルカフェバーとジュリーフィッシュランブル

 謎の展示空間が終わったら、次に待ち受ける何かに誘いたい風の暗闇空間。

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(サンゴというより毒キノコ感)

なんだこの懐かしいようなそうじゃないような雰囲気、クラブ?ディスコ?

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(謎の空間に途方に暮れる4歳のまー)

わかった。ラブホテルだ!いや、私はいったことないですけれどね、この日本のどこかにはきっとこういうラブホテルの部屋があるのでは、という空間でした。こういう謎オブジェとかありそうでしょラブホテル。

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(トゲつながりでカサゴとバラ。発案したのはバブルオヤジでに間違いない。)

2階に到着してようやく水族館エリアに

2階にのぼると、ようやくそこは水族館が!そうそう、これをみにきたのだよ。もうここまでである意味お腹がいっぱいになり、写真を全然撮っていないので詳細は公式サイトやブログでどうぞ。芝生に座り込んで近くでアシカやオットセイのショーがみられるフレンドリースクエアはこども向けでなかなかよかったですよ。ただし人口密度高く直射日光に照らされ、初夏でもかなり暑かったので真夏は要注意です。都市型水族館だけど帽子は必須。

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(このコ、アシカだっけオットセイだっけ?)

ところでアクアパーク品川といえば、イルカショー。ええ、われわれもイルカショー最後にみていこうと思いましたよ。でも私たち、水族館は大好きだけどイルカはそんなに好きじゃないの。嫌いじゃないけれど、イルカ<シャチ<<<サメ って感じ。ということで開演10分前に適当な席をみつけ腰をおろそうと思ったところ、長女まー、まさかの発言「お腹空いたからイルカみない。ご飯食べにいく」と。ということでイルカ<シャチ<<<サメの我が家はサメやエイが思ったより充実していて満足、名物イルカショーをみることなくアクアパーク品川を去ることになりました。

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 (妙にひとなつっこい感じでかわいかったサメ。)

アクアパーク品川帰りの子連れランチは麦まる品川インターシティ店へ

子どもが心から楽しめる感じじゃなかったので、ランチくらい子どもが心から楽しめるものにしようとランチは讃岐うどんにすることに。アクアパーク品川とは逆側になる、港南口インターシティにある讃岐うどん麦まる。グルメ杵屋系列のネギが入れ放題なのがうれしい讃岐うどんチェーン店。チェーン店だけどそんなに店舗数が多くない(都内は5店舗)ので、アクアパーク品川からはちょっと歩きますがわざわざいっても損はないんじゃないかなと。がらんとした休日のインターシティ、麦まるの店内だけは地元の方なのかファミリー客でにぎわっておりほぼ満席。

調べてみたところはなまるうどんは品川駅近くにはなく丸亀製麺は品川駅から徒歩10分らしいので、品川で讃岐うどん食べたくなったらやっぱり麦まるでしょう。

麦まる 品川インターシティB1F店

おわりに

アクアパーク品川、ベビーカー入館は不便を強いられるのでご注意を

実はこれが一番かきたかった情報。順路通りに進むとこの段差。

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えっ!?と思って見回すとこんな案内版が。

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えー、この混雑にあそこまで戻るんかい!という。こういう不便が随所にありました。ベビーカーは入館の際にエントランス奥のベビーカー置場置いていったほうがよいです。

第一印象がとにかく悪かったアクアパーク品川

都市型の大人の水族館という点では、すみだ水族館のほうが完成度が高くて文化的だったような。よくよく2階の展示を思い出してみればそんな悪い水族館じゃなかったのに第一印象でなんとかが決まるってやつですかね。ちなみにこのブログを書いて気づいたけど、1階はウェディングを意識してのつくりなのかもしれない。八景島シーパラダイスが国内3本の指に入るお気に入りの水族館である私としては、むしろそう思いたい。つまり悪いのはプリンスホテルだと。

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