そうだ中華街へいこう!?
予定がない日曜日の朝。毎度おなじみ「どうする~?どこいく~?」。夫は「中華街のほうとか行ってみたい。(家族で)行ったことないし」と。えー?横浜!しかもなぜわざわざ人が多そうな中華街・・・!?
わたしは久しぶりにゾウの花子がいなくなった井の頭公園はどうかしらと思って長女まーに聞いてみると「動物園じゃなくて水族館がいい」と。
うーん、水族館ねぇ。どうせならいったことないところがいいな。これから出かけるなら遠出は無理だし、東京の水族館はひととおりいったし、神奈川で八景島のほかにどこか水族館ないのかな?と「神奈川 水族館」で検索したところ、まさかの「中華街に水族館」あるのを発見。マジか。その名も「横浜おもしろ水族館・赤ちゃん水族館」。なんだこれ?レビューをザクッとみると、そんなに悪くなさそう。400種1万匹の魚がいるそう。それって多いの?よくわからないけどよし決めた!レッツゴー、中華街!!
二日酔いに注意!小さなハコにぎっしりヨコハマおもしろ水族館
ということでやってきましたはヨコハマおもしろ水族館。中華街のメイン通りのおわりのほうにあるチャイナスクエアという大きな複合ビルの3階にありました。1、2階はダイソーで4階はカラオケの鉄人、6階はブラジリアンバーベキューってちっともチャイナじゃないけど。
(水族館って3階とかにあるものだっけと少々不安な気分に)
(どことなく地方観光地の秘宝館を思わせる雑多な受付。さらに不安。)
ところが入ってびっくり。小さな中国南の島の小学校をモチーフにした水族館とのこと(ここで中国か!)。
300種500匹の魚がいるそうで、びっしり水槽が並べられた館内は、アクアパーク品川の50倍くらいの情報量。もう、これでもかこれでもかとマメ知識が詰め込まれている。ちなみにアクアパーク品川は350種10000匹(点)だって。
確かにおもしろい。洒落の利いた展示も嫌いじゃない。しかしながら実はわたくしこの日二日酔いでして、二日酔いの胃がきゅうっとなるくらいの細やかさと情報量。
(写真左上の生物がタコ。タコ焼き器から脱走しているタコがシュールすぎ。)
(けっこうギャグが細かい。しかもこどもにはわからない。)
ここの目玉は、ひたすらにオオグソクムシ。オオグソクムシを色々な角度から展示しております。
(どこもかしこもこんな感じの熱量ある文字量)
一番目玉は白いオオグソクムシ。もう、二日酔い胃も頭もキャパ超え、ぐぇぇーーーっ、となったところでおもしろ水族館おしまい。次はベビーカーを置いて赤ちゃん水族館です。
1歳児も楽しめる癒しの赤ちゃん水族館
赤ちゃん水族館とはなんじゃらほい?いわく「魚の卵と赤ちゃんが100種5000匹。生き物の誕生・成長について学び考えることができます。」とのこと。足したらアクアパーク品川より種類多いじゃないか!
ここはなかなかよかった。おもしろ水族館は小学校だけど、赤ちゃん水族館は幼稚園ということですべての目線が低い。
(身長80センチに満たないみーの目線でみれている)
ど真ん中には遊具と水槽の融合。これ結構なクリエイティビティじゃない?壊れそうだから大事に扱わなきゃいけない水槽を、壊しそうな子どもの動き回るところに置くというアンビバレント。
(身長105センチの左上まーにはやや小さいジャングルジム)
(これは滑り台の中心にあるトンネル。みーがかなり楽しそう。)
あと感心したのがトイレ。プリンセスブームのまーがうっとりするくらい素敵なピンクの女児用トイレがあって、とても可愛らしい洋式便器の脇にはこんな水槽が。
(神は細部に宿るというのはこういうことをいうのでしょうね。)
おとなのわたしは、イヌザメ・ネコザメ・ナヌカザメとサメの赤ちゃんに萌え萌え。サメの卵は生命の神秘的な形状でびっくり。というように、もう少し楽しみたかったけれど、みーの空腹が限界になったので滞在時間1時間ほどで退館。赤ちゃん水族館だけど、赤ちゃん休憩室はなかったのよね、残念!
(wikiで知ったけれどこれおさかなクンのイラストらしい。もっとじっくりみとけばよかった!)
レビューやブログで再三かかれているように滞在時間のわりに入場料が割高なのは否めないですが、私は再訪ありと思いました。まーがもう少し知識を習得できる小学校低学年くらいになったらもう一度いってみたいな。次は絶対二日酔いでは行かない。あと、チケットは当日券よりお得な電子チケットね。
ヨコハマおもしろ水族館後のランチは中華菜館同發別館の和室フロアへ
中華街ということでランチはおとなしく中華に。夫キューがいったことがあるという、どこぞの球団スタッフも御用達らしいという中華菜館同發別館にいきました。これが当たり!なぜならなんと中華だけど和室完備。わたしたちは大広間に通されたけど、個室もありましたよ。
(大宴会ができそうな大広間。ほとんど子連れだったので気兼ねなくくつろげました)
土日の中華街というとオーダー式食べ放題、大人数でいかないと損な印象なのですが、このお店は単品orお手ごろなコースが中心。うちは夫が無類のアラカルト好きなので単品を頼みましたが、2000円前後で定番系がいろいろ出てくる、おとなとこどもとでシェアしやすそうなコースがあり。料理のクォリティとサービスは、ああ中華街って感じです。ご期待もご心配もなく。
最後に山下公園を散策してよい休日の一日となりました。道すがら、学生のころ好きになったハマのイケメンとの中華街デートと叶わなかった恋をミスチルBGMで思い出してたのはかあちゃんだけの秘密です。
おまけ
かつてはよしもとおもしろ水族館だったというおもしろ水族館。現在は有限会社白龍館という社員数19名の会社が運営しているよう。秘宝館的で非常に気になる社名ですな。
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