5月のキャンプシーズンを逃してしまったわが家。夏の終わりのキャンプイベント参加する前にもう一度キャンプにいきたいと目論んでおります。そろそろ新しいキャンプ場を開拓したいとグーグル先生とにらめっこ。旦那があーいえば、私がこーいうのでなかなか確定しないわけです。そうだ、これを役に立つ記事にしようじゃないか!
初心者がぶつかるハードル。それは道具選びとキャンプ場選び。そこで初心者に毛がはえた私がママ目線女性目線もふまえて、キャンプ初心者が見落としがちなキャンプ場選びのポイントを紹介します。
(ちなみにオートキャンプ場とはこうして車をキャンプサイトに乗り入れられるキャンプ場のことをいいます。)
チェックポイント1 トイレ
とにかく大事、すごい大事。清潔度はいわずもがな、大事なのは数とテントサイトからの距離。なぜなら夜中に子供をつれていく可能性があるから。遠いと大変でしょ?暗闇のなか眠気をこすっていくので段差もできるだけ少ないほうよい。
あとバンガローやキャビンに泊まる場合はトイレ付きかどうかの確認は忘れずにね!だってそれ泊まるのってトイレのためでしょ?しかし小型のバンガローやキャビンにはたいていトイレはありません。
チェックポイント2 シャワー・風呂・温泉
お風呂につかれるとつかれないのでは疲労回復度が全然違います。温泉なら最高!しかしながら3歳以下の幼児の場合は入浴が疲労回復どころか労働に匹敵するので、複数家族でいかない場合は逆に温水シャワーのほうが楽かもしれません。1歳児とワンオペで段差の多い岩風呂入るとかかなりの苦行です。なおどれもないのは論外。
お酒は飲まない、もしくはお酒を飲む前にいける強い意志があるという家族は、車でキャンプ場近くの入浴施設にいくというのもありだと思います。
チェックポイント3 標高
標高は温度にかかるのでとても重要なのです。標高が100mあがると、気温が0.6℃下がるとか。ということで夏は標高の高いところ、早春や晩秋は標高の低いところが鉄則。夏に標高の低いところでキャンプするとこうなります。
標高確認はこちらのサイトでどうぞ。Google Maps 標高 (SRTM版)
チェックポイント4 火の扱い
キャンプっていったらバーベキュー!たき火!花火!と少なくとも男子なら思うかと。ところがサイトがダメージを受けるので直火や花火が禁止されていたり、エリアが決まっているキャンプ場もあるのでご注意を。
直火禁止の場合は焚き火台があれば焚き火が可能ですけど、キャンプ初心者がいきなりお金も場所もとる焚き火台を買うのはハードルが高いですからね。
(どうしてもという方はこんなコンパクトでお手軽な焚き火台もありますよ)
チェックポイント5 管理人
キャンプ未体験の方は「えっ?管理人ってなに!?」と思いますよね。キャンプ場というのは、実にいろいろな会社や個人が経営していているのですが、たいてい管理人=オーナー。つまりキャンプ場は管理人の自治国であり、そこには国の法律があるわけです。あなたの友人・知人にキャンプ場を経営している方います?普通いないですよね。そう、キャンプ場の管理人はかなり個性豊かな方が多いです。だから要注意。アタるとかなり疲弊します。
このへんはキャンプ場のWebサイトと注意事項を確認すると、自分とはあわないなどの雰囲気がわかると思います。たまにサイトのデザインがヤバそうでも素晴らしいキャンプ場もあるのでグーグル先生によくきいてみてね。
チェックポイント6 消灯時間とグルキャン可否
グループキャンプとは友達同士や家族同士と複数のグループでいくキャンプのことです。これは上記5にかかってくるのですが管理人がどういうキャンプ場にしたいか、どういう客を求めているかによりルールが異なりますす。
おおまかに「グルキャン禁止消灯早めの静寂と自然を愛する大人キャンプ場」「グルキャン2~3組くらいまで消灯早めのマナー重視のキャンプ場」「最低限のマナーを守ってくれれば難しいことはいわないキャンプ」に分かれるかと。
消灯が早くて厳しいと子供が寝た後の大人のお楽しみタイムをあきらめなくてはいけなくなるので、お酒好きなパパママは要チェックです。
完璧なキャンプ場はなかなかない
自宅からの距離、海山川など求める自然環境、そして上記ポイントにおけるすべて求める条件がそろってるキャンプ場を探すのはなかなか難しいです。結婚相手の条件と一緒で何かをあきらめる必要はでてきます。ここテストに出るところなのですが、そのあきらめるポイントはママにきめてもらいましょう。すべては、家庭円満とキャンプライフの継続のためです。
おまけ:高規格キャンプ場とは?
きれいなトイレ、広いお風呂、充実したレンタル品、居心地のよいバンガローやキャビン等女性が求めるような条件がすべて整ってるキャンプ場を「高規格キャンプ場」といいます。有名なのはキャンプ場にPICAがつくPICAグループです。高規格キャンプ場は、グランピングとはまたちょっと違うのだけど、グランピングが併設されているところも多いみたい。
じゃぁ初心者は高規格キャンプ場にすればいいじゃん!と思いますよね?そうなんですけど、高がつくだけあって料金が高いんですよ。バンガローやコテージなんて旅館やホテルにふつうに宿泊したくなる金額なのでお財布とママと要相談ください。
(わが家が初めて買ったキャンプ本。めっちゃ愛読してるくせに、ここに掲載されているキャンプ場まだどこにも行ったことがなかったのですが、ついに来週ここに掲載されているとあるキャンプ場にいくことになりそうです。)
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