たったこれだけ!キャンプ初心者が子連れキャンプに誘われたら準備するべきキャンプ道具とは

なぜかハードルが高い初心者向けキャンプ道具入門

流行ってますよね、キャンプ。「楽しそうだし、いってみたい」と思う方も多いのでは。ハードルはキャンプ道具じゃないでしょうか?

キャンプ道具はその道では「キャンプギア」と呼びます。キャンパー、とくに男性キャンパーはキャンプギアを愛しているキャンプギアについて熱く語っちゃう。思いが溢れちゃう。するとずらーと長いアイテムリストの並ぶ、初心者向けキャンプ道具(ギア)紹介ができてしまうわけなのです。また「我が家だけでいく」パターンを想定しているからかと。

でも最近は「よその家族に誘われた」パターンも増えているのでは?もしくは「誘われたい」と虎視眈々と狙ってる人も!キャンプ経験者から誘われたグループキャンプの場合、必要な道具はぐっと減る。まずはいってみて、センパイからあれこれ教わって、隣のキャンプは赤いな〜とながめて物欲をわかせてから、家族会議をして揃えていけばよいのです。

 そこで、あえて初心者に毛が生えたわたしが初心者向けの3大キャンプ道具の「チェア」「寝袋」「テント」についてママ目線でかいてみました。

1.なにはともあれまずは【チェア(椅子)】

「チェアは人数分用意する」こと。これ鉄則。

必ず幼児も人数にカウントする。こどもの分なんて抱っこすれば・・・と甘くみると痛い目にあいます。こどもはそこに椅子があったら座りたいんです。キャンプにおけるチェアの用途はくつろぐため、抱っこなんてしたらくつろげません。くつろぐためなので、大人は背もたれ必須!

 (初心者の3人に1人に買ってるのでは、と思われるコールマンの定番チェア。安い。) 

アウトドアチェアの高さはお好みで

キャンプの食卓はテーブルに着席してご飯をたべるというより、ソファーでくつろぎながら食べるのに近いです。テーブルとの高さはそんなに気にしなくて大丈夫。火をおこして囲む場合は、テーブルより火が中心になるのでなおさら。なお、幼児は転倒すると危ないので低めのチェアを。

(子連れ家族にはお昼寝にも対応できるベンチ型がとても便利。)

重量と畳んだときの形状は要チェック!

マイカーをお持ちでない家族は、今後電車でアウトドアにいくこともあるかもしれないのでできるだけ軽めのものを。

(車はもたない主義だけどお金はもってるよ、というお宅はぜひヘリノックスを) 

チェアは筒状にたためるタイプのほうが、収納的によいです。というのもチェアやテーブル、テントやタープ等、キャンプ道具は「筒形」に収納できるようにつくられてるものが多く、これにより車にどんどん搭載できるわけ。折り畳みタイプのパイプいすは、仲間はずれ、邪魔にされがち。 

いっそ家のインテリアとして購入しても

ラグジュアリーなお高めチェアに恋してしまったどうしようと迷っているあなた。部屋で普段使いにも置けないか検討してみましょう。

 (スノーピークのチェアはカフェ風インテリアのお宅とも相性よし)

2.実は初心者にはどうでもいい【寝袋】

「使用可能温度」は深く考えなくて大丈夫

なぜなら、初心者は寒中キャンプにいかないから。暑いときには寝袋に入りません。寝袋は敷物。万が一寒ければヒートテックやフリースがどうにかしてくれる。テントの中って意外と暖かいです。電源付きサイトが用意されているところも多いので、電気毛布やホットカーペットも持ち込めます。ということで初心者は2000円〜5000円くらいのでも大丈夫!

ファミリーには封筒型がおすすめ

ファラオのようにすっぽり入るアレではなく、封筒型の寝袋がおすすめ。チャックを全開にすれば敷物状になります。わが家は半袖で眠れる夏場は寝袋を敷物状にして、バスタオルをタオルケットかわりにして寝ています。

(小さいこどもがいる家庭は連結可能タイプがべんり。)

幼児の分はいるかが、家庭の事情によるので判断が難しいところ。とりあえず大人分だけ買ってみて、家で一晩試してみては?寝袋、あると急なお泊り客や布団のトラブル(おねしょとか)のときに便利ですよ。 

 3.【テント】は買うよりまず借りよう。

テントは形状いろいろ、値段もピンキリ

テントは値段が高いが役に立つ?

キャンプ以外でテントが役に立つのって災害時くらいじゃないでしょうか。チェアや寝袋にくらべると、ぐっと汎用性がおちる、かつ高額なのでまずはレンタルをおすすめします。キャンプ場でレンタルできるところも。または、友人知人を探ってみましょう。そうそう壊れるものではないので、使わないなら貸してくれるかと。 

  • 実際組み立ててみて、簡単と思うか。
  • 他のキャンパーのテントをみてどんなタイプのものがほしいのか。
  • 我が家はどの大きさがベストなのか。 

ピンだかキリだかを買っても、決して安い買い物ではないのでここは吟味を!

 (我が家のテントは初心者定番のこちら。スノーピークは割引しないメーカーなので血眼になって最安値を探すのは時間の無駄。)

テントシート(グランドシート)は必要?

テントシートとは、文字通りテントの下に敷くシート。テントの保護と、快適な眠りのために敷くもの。テントは洗うのが大変だけど、シートは洗っても捨ててもよいので、敷くか敷かないかでいったら、間違えなく敷いたほうがよいです。若いころ飲んだ後にみんなで雑魚寝できるタイプの人でしたら、家にあるピクニック用の厚手のレジャーシート、100均一でも売っているブルーシートやアルミシートあたりを代用するので十分。お高いグランドシートを取り急ぎ買う必要はありません。 

バンガローやキャビンじゃダメ?

確かに寝具付きのバンガローを借りれば、究極てぶらでもキャンプできる。我が家だけで行く場合はいいかと思います。でもグループでキャンプに行く場合はちょっと考えもの。キャンパーにとって「数ある区画からよりよい区画を選ぶ」というのもキャンプの一つの楽しみ。これがバンガローに泊まるファミリーがいることで制約がかかってしまう。

さらに、バンガローに近接して他のファミリーのテントを設置できればよいのだけれど、問題はできないキャンプ場。寝床が離れるとなにかと面倒なんです。特に子連れはなおさら。こどもが寝静まったら大人タイム、このときに寝床が離れていると泣く泣く誰かが見張り番するはめに。

 また「この値段だったら旅館かホテル泊まるわ〜」という料金設定のところが多いです。グランンピンクの施設でもなければ、キャンプ場のバンガローなんて質素なもの。

 ということで、妊婦や乳児がいるというような特別な事情がない限りは、グループでキャンプに行く場合はテントをおすすめします。

本格キャンプ道具はキャンプの先輩にお任せ♡

テーブル・タープ・ランタン・バーナー・料理器具・たき火台・クーラーボックス etc…

これらの道具は、みんなで1つ2つあればよいのでキャンプ経験者に誘われた場合はすぐに用意しなくても大丈夫。参加家族が多くて足りない場合は、幹事さんが持参者をつのるかと。キャンパーはむしろ自分の愛するキャンプギアを持っていきたいのです。あと、キャンプ場ってそんなに山奥にないです。たいてい車で15分も走ればコンビニ・スーパー・ホームセンターがある。足りないもの、忘れものはたいてい現地調達でどうにかなる!

 最後に大事なアイテムを紹介。それは…

アウトドアライトは1家に1台以上、お忘れなく!

夜中トイレにいくために超重要。これは他のファミリーと共用できないので1家にひとつ!もちろん家にある懐中電灯でもOKだけど、テントにつるせるタイプか持ち歩けるタイプだとなお便利。こどもがいると紛失したり壊れたり、つけ放しで電池切れしたりするので、予備は必須。高価なランタンはセンパイにお任せして、安いのをいくつか準備しておきましょう。

 (軽くて安くておススメの一品。おとななら首にかけて眠れるので暗闇で探さずにすみます) 

あ、なんかキャンプいけるかも、と思ってくれたらこれ幸いです。さぁ、誘い誘われてキャンプへレッツゴー!

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