魚は釣れなくても大人もこどもニッコリ!釣り堀と食堂「武蔵野園」

幼児には難易度高し、釣り堀「武蔵野園」

まー4歳つりデビュー、と向かうは杉並区和田堀公園。レッツゴー、釣り堀「武蔵野園」!

f:id:letskodekake:20170328095956j:image

(やかましいポップコーン販売忍者ロボットがお迎え)

そういえばわたし、釣り堀初体験。なぜならわたしの父は3年に1回は滝から落ちているガチの渓流釣り好きなので、都内の釣り堀なぞあまっちょろいものには連れていってくれはしなかった。父のなにがすごいって、車の免許をもっていないのに渓流好きなこと。釣り場には列車&徒歩でむかう。どう転んでも始発電車以降にしか釣り場に到着しない=釣り場がすでに荒らされている、ところから釣果をあげるというのはうちの夫キューいわく神ってるらしい。滝から落ちてできた傷に毎回キンカン塗って願かけしているだけある。

閑話休題

釣り堀って、じゃんじゃん釣れるものだと思っていたの。この武蔵野園にいくまで。夫キューもそう思っていたらしくお昼が近いこともあり「30分利用でいいか」とはじめたところ・・・・釣れない。釣れないけど5分前後で餌はなくなる。

f:id:letskodekake:20170328100127j:image

(料金下の写真はなんだ?)

f:id:letskodekake:20170328100030j:image

(原始的で心おどるつり竿。餌は練り餌。)

まわりをみわたすと誰一人として釣果をあげていない。思わず「武蔵野園 釣れない」でググる私。

f:id:letskodekake:20170328124803j:image

(雑魚のほかに札はなし。若い男子がゲットしていて鮒がいることはわかった。)

調べてわかった。ここでは「幼児が30分じゃ釣れない」ということ。一方で「幼児は30分も釣りできない」こともわかった。隣にいた親子連れがまた1組去っていく。

f:id:letskodekake:20170328124820j:image

(4歳児「つりむずかしい〜」と竿を放り投げウロウロ)

客層のバランスが完璧!孤独のグルメ聖地「武蔵野園」

30分であっさり釣りをあきらめ、向かうは併設の食堂。実はむしろこちらが今回の訪問のメインだったりする。

f:id:letskodekake:20170328113253j:image

(ビニールハウス内がテラス席らしい。店舗建物は2階建てで結構広い。)

この武蔵野園、谷口シロー氏漫画原作のドラマ「孤独のグルメ」のSeason1に登場するお店。ファンの聖地巡礼スポットなわけです。

わたしが孤独のグルメのファンかというとそうでもない。私の聖地板橋が舞台の「第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」が残念で心から好きになれないのですよね。洋包丁そんな感じ悪い店だったっけ?主人公が下戸で甘味好きなのも感情移入できない。だけど登場するお店は気になる複雑な食いしん坊アラフォー心。

聖地巡礼的には親子丼と焼うどんらしいですが、こちらはただの食いしん坊の家族連れなのでタンメン、カツ煮、肉うどんを注文。

f:id:letskodekake:20170328100151j:image

(肉うどんはタンメンの野菜+豚バラ肉で存在がかぶったので省略)

オープンすぎるバックヤードをみているから過度な期待はしていない。でも期待どおりの味。おふくろの味じゃないこの味。

まわりを見渡すと、生ビールと枝豆で宴会している中年グループ、仲むつまじくラーメンを一杯ずつ頼む老夫婦、聖地巡礼と思われる若いカップル、かつ丼と焼うどんをあっという間にたいらげるサラリーマン、そばとゴボウあげとワンカップで渋すぎる初老男性、われわれのような家族連れ、と老若男女のバランスが完璧!

f:id:letskodekake:20170328171513j:image

(オーダーした後にランキングの存在に気づく。悔。)

昔のデパートの食堂みたいだね。デパートといえば、池袋西武の屋上でまたうどん食べたいなぁ。「第16話 東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬきうどん」のあれね。

f:id:letskodekake:20170328112959j:image

(青空と古ぼけたキャラクター、デパートの屋上ぽくもある)

 

都会のオアシス和田堀公園

満足なごはんの後は、不完全燃焼のまーを燃やすため遊具のある和田堀公園ひこうき広場へ。土曜日の昼下がり、並んでいないブランコを久しぶりにみた!

f:id:letskodekake:20170328113631j:image

(道路挟んだ向こう側にも、川を挟んだ向こう側にも同じような空間が)

この公園はとにかく敷地が広くて、遊具がいたるところにある。割にこどもが多くはない。なぜならアクセスが悪いから。

和田堀公園へのアクセスは最寄り駅の京王井の頭線「西永福」下車で15分。バスは高円寺〜永福町で関東バス(高45)「都立和田堀公園」下車。

これは車でいきたいところ。和田堀公園内の駐車場は「1時間まで200円、以後30分毎に100円」とお手頃価格。しかし園内こんなに広いのに駐車台数15台(うち身障者用2台)ですか。しかも駐車場はバーベキュー場の脇。

え、うちですか?我が家は愛車ビッケとギュットミニで颯爽と向かいましたよ。アシスト自転車最高!

こんなアクセス難の和田堀公園ですが、私のイチオシスポットはずばり夏のプール。最近では珍しい屋外公営プールなんです。大人用、児童用、幼児用と各種そろってます。

ちなみに、数年前まではタトゥーフリーでかなり牧歌的なプールでした。若い男の子の集団の前を通ったら「ちっ!女か」と舌打ちされたことは夏の忘れられない思い出。

武蔵野園、次いくときはプール帰りにビールとカツ煮だなと心に決めて和田堀公園を颯爽と駆け抜け帰路に向かうのでありました。

夏…ビールに鰻「第4話 東京都北区赤羽の鰻丼」、いやビールにピザ「第5話 東京都世田谷区下北沢路地裏のピザ」もいいなぁ、と思いを駆け巡らせながら。うおォン

 

(レッツ聖地巡礼

孤独のグルメ 巡礼ガイド (扶桑社ムック)

孤独のグルメ 巡礼ガイド (扶桑社ムック)

 

 

 (追悼:谷口ジロー氏。もう新刊がでることはないんですね。)

孤独のグルメ 【新装版】

孤独のグルメ 【新装版】

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました